夏の暑い日、大人は冷たいアイスクリームが食べたくなるときってありますよね。
私も毎年夏になるとスーパーやコンビニでよく買って食べています。
外食したときにもデザートにソフトクリームをついつい注文してしまいます。
ソフトクリームくらいなら牛乳がベースだから、赤ちゃんにも食べさせてもいいのでは?
なんて思う反面、アイスを本当に上げてもいいのか迷う・・・なんてお母さんも多いのではないでしょうか?
そこで、アイスはいつごろから上げてもいいのか?
そして体への影響はどんなことがあるのか?
お母さんたちの気になる疑問をズバッと解決しちゃいます!
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赤ちゃんへのアイスは何歳からあげてもいい?
私のまわりでは1歳ごろから食べさせているお母さんもいますし、3歳ごろになるまで食べさせたことがないお母さんもいました。また、アイスはあげたことないけど自宅でかき氷を作って自家製のシロップをかけて食べさせていたお母さんもいます。
ただ、全体的な意見をまとめてみると、1歳前後からアイスをあげているお母さんが多いです。
もちろん、さまざまな意見がありますので、これはお母さん自身の意見の違いや子どもの成長具合で人それぞれ時期は異なってきます。
・粉薬がうまく飲めなくて仕方なくアイスに混ぜてあげた
・上の子が食べていたのをなめてしまった
・おばあちゃんがあげてしまった
などきっかけはいろいろですが、いつからなら大丈夫というはっきりとしたラインは育児書などを見ても記載はありませんでした。
アイスクリームをあげるときの注意
アイスクリームやソフトクリームをあげるとき、いくつか気を付けなくてはいけない点をご紹介します。
1日のカロリー
運動時間や子どもの体質にもよりますが、おやつの適量は1日の摂取カロリーのだいたい10~15%が目安だと言われています。
なので1~2歳の場合はおやつで摂取できるカロリーは100~150kcalほどになります。
ちなみに少し贅沢したいときに食べる高級アイスの定番「ハーゲンダッツ」のバニラ味は244kcalもあります。
2歳ともなると食べる量も増えてきますし、ハーゲンダッツの小さいカップアイス程度なら一人でもペロリと食べれちゃうと思いますが、1日のカロリーとして考えれば完全にアウトです。
子どもに食べさせる場合はあげすぎないように気を付けましょう。
アレルギーに注意
アイスには卵や乳製品が使われているものが多いので、アレルギーがないことが条件になってきます。
アイスを食べるころには離乳食なども食べている時期だとは思いますが、心配な場合は初めてあげる場合は病院の診療時間にあげましょう。
食べた直後に口周りや体が赤くなったり蕁麻疹が出た場合は様子を見て、治まらなければかかりつけの小児科または皮膚科を受診してください。
アイスをあげてはいけない理由とは!?
胃腸の未発達
小さな子どもはまだ胃腸の働きが未熟なため、冷たい食べ物を食べ過ぎてしまうと体が冷えて下痢をしてしまう場合があります。
食べさせるときはひとくちずつ様子を見ながら時間をかけてあげるようにしましょう。
はちみつ入りのアイス
先ほど「あげるときの注意」でも触れましたが、アレルギー反応が出てしまう子どももいます。
そのなかでも特に気を付けなくてはいけないのは「はちみつ」です。
アイスによってははちみつが入っている商品も多くあります。
よく原材料を確認せず1歳未満の子どもに食べさせてしまうと大事になってしまうこともあります。
なぜかというと「乳児ボツリヌス症」という恐ろしい病気になってしまうからです。
ボツリヌス菌は加熱してもなくならないので1歳未満には絶対に食べさせないでください。
添加物
市販のアイスには香料や着色料などたくさんの添加物が多く含まれています。
添加物を過剰に摂取してしまうと体にだんだん蓄積され、アレルギー発症に関わる可能性がでてくると言われています。
なので小さな子どもに食べさせるものはなるべく添加物の少ないものを選んであげたいですよね。
無添加のアイスは添加物が含まれるものに比べると少し値段は高くなりますが、子どもの将来のことを考えると値段より少しでも体にいいものを子どもには食べてもらいたいですね。
手作りアイスの作り方
出来れば無添加アイスをあげたいところだけど、値段が高すぎて・・・
なんて思っているお母さん!
無添加のアイスクリームを自宅で子どもと一緒に作ってみませんか?
おいしいアイスの作り方をご紹介します。
材料(4人分)
卵黄 2個
グラニュー糖 50g
牛乳 100ml
バニラビーンズ 4/1本
明治北海道十勝純乳脂 200ml
作り方
1)ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、ホイッパーで白っぽくなるまでよくすり混ぜます。
2)鍋に牛乳と縦に裂いて種をしごいたバニラビーンズをさやごと入れて温めます。
3)1)に2)を少しずつ加えて混ぜます。鍋にもどし、ごく弱火で絶えず混ぜながら少しトロリとするまで火を通します。
4)80度程度まで温まったら、すぐに濾しながら別のボウルに移し、氷水でボウルの底を冷やします。
5)別のボウルにクリームを入れ、氷水で冷やしながら7分立てにします。4)に混ぜて容器に移し、冷凍庫で冷やし固めます。1時間ごとに取り出してよく混ぜて冷凍して再び冷凍庫で凍らせることを3~4度繰り返し、冷やし固めます。
凍らせながら途中で取り出して混ぜる作業を繰り返すことで、空気を含んでなめらかな仕上がりになります。
引用:明治の食育
少し手間はかかるかもしれませんが、子どもと一緒に作ることで安心して食べさせることができるでしょう。
また子どももさまざまな食材に触れることでいろんな経験をすることができ、食育に繋がります。
ぜひ作ってみてください!
まとめ
アイスは冷たくて甘くてとてもおいしいですが、意外と子どもにとっては体に負担をかけてしまう食べ物です。
子どもに食べさせる場合は家族でルールを決めたりすることで楽しいおやつの時間を過ごせることでしょう。
無理をせずゆっくり少しずついろんな食べ物に挑戦していきましょう!
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