首がすわってくると、「いつ寝返りができるようになるのかな?」と楽しみになってきますよね!
私も自分の子供が一生懸命寝返りをしようとしている姿を早くみたいなぁーなんて思っていました。
ただ、実際に寝返りをするようになると危険が増えるのも事実です・・・。
そこでこの記事では寝返りを始める時期や注意点についてお話しします!
赤ちゃんの寝返りは何ヶ月ごろに始まる?
寝返りをするようになる時期は個人差が大きいものです。
一般的には生後5~6ヶ月前後で寝返りをする子が多いですが早い子だと生後3ヶ月頃にはじめての寝返りをする子もいます。
そしてほとんどの赤ちゃんが生後6~7ヶ月までに寝返りをするようになるというデータもあります。
「ねがえり」は、生後6~7か月未満の乳児の 90%以上が可能である。
月齢の近い赤ちゃんのママ友から「赤ちゃんが寝返りをしはじめた!」と聞くと、「うちの子はまだしない・・・」と不安になってしまいますが、寝返りをしないからといって赤ちゃんの発達に問題があるわけではありません。
中には寝返りをしないままハイハイをするようになる子もいるので、寝返りをしないからといって過度な心配はしなくても大丈夫ですよ!
寝返りの兆候
赤ちゃんはある日突然寝返りが成功するわけではなく事前に寝返りしそうな状態を何度も見かけるようになります。
足を上げて腰をひねる動きができるようになると、今度は首を後ろにそらせて体を横向きにしようとします。
赤ちゃんは頭が重いのでそこからさらにグルンと体を横向きにするのが難しいところですが、それも時間とともに出来るようになっていきます。
寝返りの練習はその時期にしか見られない仕草なので、動画などに撮っておいて後で見返すといい思い出になりますよ!
寝返りの練習方法
寝返りをしなくても心配することはないとは言っても、なかなか寝返りしないとどうしても心配になってしまいますよね!
赤ちゃんが寝返りをするための条件としては、
・腰周りの筋肉や神経が発達すること
・視力が発達し、いろいろなものに興味がでてくること
・寝返りしやすい環境であること
この3つが揃って寝返りをするようになります。
そこでいくつか寝返りの練習方法がありますのでご紹介しますね。
まずは腹ばいの姿勢に慣れる
まずは、ときどき腹ばいにして腹ばいの姿勢に慣れさせるところからはじめましょう。
仰向けに寝ていると、天井しか見えなくてとても退屈です。
腹ばいの姿勢なら周りを見渡すことができ、仰向けよりいろんなものが見えるようになります。
腹ばいで周りが見えるようになり、いろんなものに興味を示すようになることで、赤ちゃんの「腹ばいになりたい!」という意欲が高まり、寝返りに興味を持つことにも繋がります。
ですが、なかには腹ばいが嫌いな赤ちゃんもいますので、腹ばいにして泣いてしまうようであれば、この方法はやめておきましょう。
寝返りしやすい場所に寝かせる
赤ちゃんにとっては固めのマットの上のほうが寝返りがしやすいので、やわらかい座布団などが定位置になっている場合は、少し固めのマットに変えてあげるといいでしょう。
また、赤ちゃんの周りに授乳クッションやぬいぐるみなどを置いている場合は、それが寝返りの邪魔になったり、事故につながる可能性もあります。
寝返りしそうな時期になったら、赤ちゃんの周りに置いてあるものにも気をつけましょう。
赤ちゃんが横向きになったら腰をサポートする
赤ちゃんにも寝返りしやすい向きがあるので、どちらの向きがお気に入りなのかをよく観察しましょう。
赤ちゃんが足を上げていつも同じ向きに腰をひねるようになったら、そっと腰をおして寝返りをサポートしてあげましょう。
うつ伏せになったら腕を抜いてあげる
赤ちゃんが自力でうつ伏せになっても下になった腕が抜けずに苦労する子が多いようです。
うちの息子もなかなか腕が抜けずによく怒っていました(笑)
腕が抜けずに泣いているときは、上半身を少し持ち上げて、赤ちゃんが自分で腕を抜くように促してあげましょう。
寝返り練習の注意点
寝返りの練習は、赤ちゃんが自分で寝返りをしようとしているときにサポートすることが大切です。
嫌がっているのに無理に練習させる必要はありません。
寝返りが怖いという印象を植え付けてしまったら、寝返りを積極的にしなくなってしまう場合もあります。
また、練習しなければいけないものでもないので、遊びの延長でママも楽しんでやるようにしましょう!
赤ちゃんが寝返りするようになったら注意すべき点!
窒息に注意!
寝返りをし始めたばかりの赤ちゃんは、自力でうつ伏せにはなれても仰向けには戻れない・・・ということも多いです。
うつ伏せの姿勢でしばらく遊んでいて、疲れてそのまま布団に顔を埋めてしまうこともあります。
また、顔の周りにやわらかい枕やぬいぐるみなどがあると、窒息の危険が高くなってしまいます。
寝返りを始めた赤ちゃんからは出来るだけ目を離さず、やわらかいものはまわりに置かないなど事故予防の対策をしておきましょう。
家にあるバスタオルでも寝返り防止対策ができますので、をこちらの記事を参考にしてくださいね!
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誤飲に注意!
寝返りをし始める前は手が届かなかった場所も寝返りを始めると手が届くようになることがあります。
また、寝返り返りができるようになるとコロコロ転がって自分の行きたい場所に移動するようになります。
赤ちゃんの口に入りそうなサイズのものを置きっぱなしにしている場合は、寝返りを始める前に片付けたほうが良いでしょう。
落下に注意!
赤ちゃんはママやパパが目を離した隙に寝返りをすることもあります。
ベビーベッドに寝かせている場合やハイローチェアやバウンサーに乗せている場合は落下に注意しましょう。
まだ寝返りをする前の赤ちゃんでも、ベビーベッドの柵を下げっぱなしにしない、ハイローチェアやバウンサーはきちんとベルトを締めるなどの安全対策はしておきましょうね。
まとめ
赤ちゃんの寝返りは遅くても気にしなくて大丈夫!
個人差がありますし、赤ちゃんの性格によっても変わってくる部分です。
それがその子の個性だと思って、今しか見れない寝返りをしようとしている姿をバッチリ目に焼き付けておきましょうね!
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