あなたのお子さんは何時頃就寝して、何時に起床していますか?
最近は生活リズムが乱れている子供が増えているようです。
スマホやゲームが身近にあるので、ついつい夜遅くまでYoutubeを見せたり、おもちゃで遊ばせたりしていませんか?
子供がおとなしくしているのでその間に用事を済ませていませんか?
それで子供の睡眠時間が遅くなっているなんてことはありませんか?
子供に良くないと思いながらも忙しさからついつい子供の睡眠時間が遅くなりがちになってはいないでしょうか?
そこで、今回は3歳の睡眠時間はどれくらい必要なのか?
また、子供の睡眠不足の影響についてご紹介します。
3歳児に必要な睡眠時間とは!?
みなさんはお子さんに何時間の睡眠をとらせているでしょうか?
もしかして、そんな時間のことなんて今まで気にしたことがなかった…と思っていたりしませんか?
実は3歳児に必要な睡眠時間は12時間と言われています。
実際に厚生労働省の睡眠指針でも以下のような記述があります。
乳幼児期 (1-3 歳)
睡眠時間は 11~12 時間程度となり,ほぼ夜間に睡眠をとるようになります.
昼寝も 1.5~3.5 時間を1回とる程度に減少します.レム睡眠がさらに減少して
きます.引用:厚生労働省睡眠指針
次の日に幼稚園や保育園がある場合は、朝の7~8時に起きなければいけないというケースが多いと思いますが、それから逆算すると夜の7~8時には寝ていないと十分な睡眠がとれないことになります。
しかし、実際に夜の7~8時に子供を寝かしつけている家庭は少数派で、実に7割以上の家庭で夜9時以降に寝かせていると厚生労働省の調査結果も出ています。
また、夜10時以降に寝かしつけている家庭は約3割にも上ります。
このことから実際に12時間の睡眠をしっかりとれているという家庭は意外と少ないということがわかりますね。
さすがに夜の7~8時では子供が眠ってくれないというママさんも多いのではないでしょうか・・・。
子供の睡眠不足による悪影響とは!?
ついつい家事が忙しくて子供を寝かしつける時間が遅くなってしまうという方は多いのではないでしょうか?
お気持ちはすごくよくわかります・・・。
ただ、子供の睡眠不足による悪影響が気になるところですよね。
そこでここからは睡眠不足が子供にどんな悪影響を及ぼすのかを解説しますね!
脳の発達に悪影響
まず睡眠不足は『脳の発達』に悪影響を及ぼします。
本当なら、脳はその日覚えたことを整理し、たくさんの引き出しに種類ごとに分けてインプットし記憶します。
また同時に思考力も発達していきます。
しかし、睡眠不足になると浅い眠りになり、脳が物事を整理する時間もなく、記憶力や思考力も伸びにくくなる可能性があります。
3歳の子供はたくさんの新しいことを吸収する時期ですよね。
ママやパパの言葉を真似てみたり、テレビで見たお笑い芸人の真似をしてみたりと本当に毎日びっくりさせられます。
でも、睡眠不足だとそんな成長も遅くなってしまう可能性があるのです。
病気になりやすくなる悪影響
他には『病気になりやすい』という悪影響もあります。
しっかりと体を休めることができず、免疫力が低下することにより、風邪を引きやすい体になってしまうのです。
3歳の子供の体はまだまだ小さいです。彼らの免疫力は大人に比べたらまだまだ…。
それなのに、睡眠不足でさらに免疫力を低下させたら恐ろしい病にかかることもあります。
そんな目に遭わないよう、しっかりと睡眠をとらせましょう。
日中の眠気の悪影響
『日中の活動が制限される可能性』もあります。
午前中、みんなは元気いっぱいに遊んでいるのに、ウチの子供だけあくびを連発…目がとろ~りして今にも寝ちゃいそう…なんてときありませんか?!
睡眠不足になると日中の活動にも支障が出ます。
本当なら日中に体をいっぱい動かしてから、しっかり睡眠をとらせなければいけませんが、そのリズムが逆転してしまうと悪影響が出てしまいます。
このように子供が睡眠不足になると、たくさんの悪影響が出てしまいますので出来るだけ早めに寝かせてあげたいですね。
まとめ
睡眠不足になると、さまざまな悪影響が出てしまいます。
どれも子供の成長にとっては良いものではありません。
わかってはいるけど、日々の生活でどうしても忙しくしていると寝かしつけが後回しになってしまうこともあると思います。
我が家でも寝かしつけが遅くなってしまった時期はありました。
ただ、子供への影響を考えたら、全て後回しにして子供の睡眠を優先するようになりました。
ママさんの忙しさもわかりますが、子供の為にも毎日の生活リズムを整えて、良い睡眠をとれるようにしてあげましょうね。