仕事や家庭の事情で0歳児でも保育園に預けないといけない!
でも、いきなり保育園に預けようとしても0歳児くらいだとママと離れることを極端に嫌がりますし、急に違う環境に放り込まれることは子供にとってもストレスになってしまいます。
そこでうまく慣らし保育を利用して元気に保育園に通って欲しい所ですが、そもそも慣らし保育についてあまりよくわからないという方も多いのではないでしょうか?
そこで保育士資格を持つ私が慣らし保育期間の平均日数と慣らし保育の進め方をご紹介します!
これを読んで疑問や心配事を解消してくださいね。
慣らし保育期間 0歳児はどれくらい必要?
慣らし保育の期間は保育園によって条件の違いはありますが、私が勤めていた私立の認可保育園では0歳児の慣らし保育期間は『約2週間』でした。
幼児クラスになると長くて約1ヶ月くらい慣らし保育をするケースもあるのですが、乳児クラスに預けているママさんたちは正社員の人が多いので1日でも早く預かれるように短めに設定されていました。
短いと言っても2週間の慣らし保育でも徐々に保育園生活に慣れていきますので心配はいりません。
私が経験した中でどうしても慣れなくて慣らし保育延長になった0歳児はいませんでした。
中には慣らし保育無しでも平気なお子さんもいますので、0歳児の慣らし保育についてはそこまで神経質になる必要はありませんよ。
保育士もその道のプロですから、子供のあやし方などはマスターしてますし、逆になつきすぎてママさんが嫉妬してしまうくらいの状況になる子もいました(笑)
0歳児の慣らし保育の進め方
慣らし保育の時間は?
慣らし保育の時間は基本の保育時間よりは短いケースがほとんどです。
ほとんどの保育園で初日は9時から11時までの2時間ほどの保育で帰ります。
新しい環境に急に変わり、0歳児の子供たちは体力はまだあまりついていないこともあり、心身ともに疲れてしまいやすいので、この時間を設定しています。
それから2日目、3日目と徐々に時間を延ばしていき、2週間経過する頃には夕方まで預かるケースがほとんどです。
慣らし保育のスケジュール
初日は朝の会の後、少し自由遊びをして、おやつを食べて降園することが多いです。
0歳児になるとおやつが嬉しいものとわかってくるので、どんなに朝泣いている子供でも、おやつの時間になると、ぴたっと泣き止む子もいますよ!
2日目以降からは様子を見ながらではありますが給食がスタートしていきます。
給食が始まってくれると、降園時間も若干遅くなるのでママも少し楽になりますよ。
慣らし保育期間はまだまだ時間も短く、予定より早めのお迎えの呼び出しもあるのでお仕事の復帰はまだ難しいかもしれませんがお仕事復帰へ向けて準備をするいい時間になります。
給食では、保育士さんたちはアレルギー対策をしたり、子供に合わせた離乳食を与えてくれたりします。
ママたちは、慣らし保育が始まるまでに、保育士さんに子供のアレルギーのことや食事で心配な面はしっかりと伝えておきましょう。
連絡をしないまま、事故が起きるケースが保育園では後をたちません…。
手遅れにならないようにママもしっかりと保育士さんに伝えてくださいね。
1週間を過ぎると、給食後のお昼寝も始まります。
2、3人の子供に1人の保育士がつき、寝かせてくれます。
ウチの子、場所が変わるとなかなか寝ないだろうから心配!というママさんはお気に入りのタオルケットがあると、おうちのように安心して眠ることができますのでおすすめです。
慣らし保育期間中はママさんも大忙し!?
ママたちも、この慣らし保育を通して、担任の先生の名前を覚えたり、朝のお支度を覚えたりしましょう。
特に乳児クラスはママがやることが盛りだくさんです!
ロッカーに毎日おむつを補充したり、お着替えをセットしたりと、その他小物類や指定されたものを毎日用意しなくてはいけません。
慣れるまでは大変ですが、慣れてしまえばすぐにできます。
また、分からないことは必ず担任の先生に聞いてその都度解決していきましょう。
連絡帳などで子供の様子を知らせてくれますし、先生とのコミュニケーションを積極的に取っていってくださいね!
連絡を密にとってくれる保護者の方が、保育士としては接しやすく、子供のことも色々と把握しやすくなります。
慣らし保育の間に、先生との信頼関係をしっかりと築き、その後の保育がスムーズに進むようにしていってくださいね!
まとめ
0歳児で保育園に預けるママたちは心配なことも多いと思います。
しかし、約2週間の慣らし保育で子供もママも保育園にしっかりと慣れることができますので安心して子供を送り出してあげてくださいね。
親子で楽しい園生活が送れるようにいってらっしゃい!